GSユアサ第3四半期決算…海外・国内の電池需要回復

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GSユアサ・コーポレーションが発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比188.2%増の119億5500万円となり、大幅増益となった。

売上高は同14.2%増の1974億4000万円だった。アジアを中心とした海外で自動車用電池の販売が好調に推移したことに加え、国内でも新車用自動車電池、フォークリフト用電池の需要が回復した。車載用リチウムイオン電池は、販売数量の増加や道路照明分野を中心とする官需が堅調に推移した。

収益では、為替差損があったものの、持分法投資利益の増加で、経常利益は同198.9%増の121億9500万円となった。当期純利益は80億4100万円となった。

通期業績見通しは猛暑や冬場の需要期に国内新車用電池の需要が好調に推移したことなどから利益を上方修正した。営業利益は前回予想より20億円増の170億円、経常利益が30億円増の170億円、最終利益位が20億円増の100億円となる見通し。売上高は為替換算の影響を織り込み、2800億円で前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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