【高速道路新料金】フェリー乗継料金を4月までに検討

自動車 社会 行政
(16日・衆議院議員会館) 撮影=中島みなみ
(16日・衆議院議員会館) 撮影=中島みなみ 全 1 枚 拡大写真

池口修次国土交通副大臣は16日の民主党国土交通部門会議後の会見で、高速道路の新料金で利用客の減少が見込まれる航路やフェリー会社に対して、高速道路との乗継料金の設定を検討していることを明らかにした。

乗継割引のイメージは、本四とNEXCO系高速道路を乗り継いだ場合の料金を参考にする。

4月からの新料金では、本四高速だけを使った場合の平日普通車の料金は2000円。NEXCO系高速だけだと上限2000円だが、両方を乗り継いだ場合は特別に2500円の乗継料金が設定されている。

池口氏が話すフェリー乗継も、この本四とNEXCO系を乗り継いだ場合と同じように、NEXCO系高速とフェリーを乗り継いだ場合に特別料金を設定するものだ。フェリー乗継料金も新料金と同じ4月の開始を目指す。

「まずは本四高速と競合する航路に対する対応を大至急詰めている」(池口副大臣)

また、池口氏は検討段階には至っていないと前置きして、新料金の影響を直接受けないフェリー会社の厳しい経営状況にも触れ、「結果としてフェリーでしか生活の足が確保できない人を追い込むことは思っていない。フェリーしかない人にはフェリーの足をできるだけ確保しなければならないと思っている。それは別途の方向で整理しなければならない」と、述べた。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る