三菱ふそう、インドネシアが過去最高など世界販売が4割増…2010年実績

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三菱ふそうトラック・バスは2月21日、2010年の世界販売台数が前年比41.3%増の14万0681台と大幅に増加したと発表した。東南アジアをはじめとする海外での販売が好調に推移した。

2010年の海外販売は、同51.6%増の11万5894台と、1.5倍に増えた。主要地域では、東南アジアが同66.1%増の6万0281台と急増した。このうち最大の市場であるインドネシアが同82.5%増の5万5728台と過去最高となった。

中東も同17.2%増の1万6556台と順調だった。欧州は同224.2%増の1万2525台と前年の3.2倍になった。アフリカも同21.7%増の8518台だった。

国内販売は、ポスト新長期規制車投入前の駆け込み需要や小型トラック『キャンター』など新型車の投入効果で同7.3%増の2万4787台だった。

アルバート・キルヒマン社長兼CEOは「今回の販売回復は、経済の回復とともに、新興国における強いプレゼンスと、製品への支持によるもの。2011年は、世界的に新しい製品を投入し続け、更なる成長を目指す」としている。

同社は、2010年に累計で25車種以上の新型車を全世界に投入したが、2011年も新型車や改良で累計20以上を全世界で投入する予定。特に新型キャンターは米国、カナダ、欧州、オーストラリアで発売を開始するとともに、2012年末には、40の地域で販売する予定。

市場参入についても2010年は、ロシア、パキスタン、カンボジア、ラオスで開拓したが、2011年には引き続き新しい市場に参入する計画だ。

《レスポンス編集部》

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