マツダ ロードスター、今度は「剣道」仕様
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英国マツダが23日に発表したのは、『MX-5 kendo』。もちろん、剣道を指すネーミングだ。ロードスターの累計生産台数が90万台を突破し、世界で最も多く生産されたオープンスポーツカーとなったのを記念するモデルである。
MX-5 kendoは、ボディカラーにドルフィングレーとスパークリングブラックの2色を用意。とくにドルフィングレーは、英国向けロードスターには初設定だ。17インチのアルミホイールも専用となる。
インテリアは、ストーンレザーと呼ぶ専用レザーシートを採用。ステアリングホイール、シフトレバー、サイドブレーキレバーには、シートと同色のステッチ加工が施される。アルミパネル&アルミペダルやBOSE製オーディオも標準だ。
MX-5 kendoは3月1日、英国で発売。現地価格は1万9255ポンド(約256万円)からだ。マツダUKのマーク・キャメロン部長は、「ロードスターの世界販売の10%以上は英国。この特別モデルも、英国の顧客に好意的に受け入れられるだろう」と語っている。
《森脇稔》