豊田通商、金属スクラップ加工工場を増設…トヨタ系の東北進出が活発化

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商は、子会社のグリーンメタルズ北陸が宮城県黒川郡大和町に鉄を中心とした金属スクラップの加工を行う工場を新設すると発表した。

セントラル自動車や関東自動車工業など、東北地区はトヨタ系の自動車産業の進出が活発化しており、これに伴って金属スクラップ発生増に伴う加工の需要拡大が見込まれ。こうした需要に対応するため、新工場を建設して加工能力を増強する。

新工場の投資額は約9億円で、今年11月から操業する予定。

豊田通商は、2000年4月米国ケンタッキー州に工場発生金属スクラップの直営リサイクル会社のグリーンメタルズを設立し、物流改善と環境対策を柱としたビジネスモデルを確立した。これをベースに金属スクラップ加工事業のグローバル展開を進めており、現在までに全世界で19工場が稼動している。

今回、新たに東北に直営工場を新設し、金属スクラップを中心とした環境配慮型のリサイクル事業を推進するとしている。

一方、グリーンメタルズ北陸は4月1日付で、社名を「グリーンメタルズ」に変更する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る