軽自動車に6人乗車で死傷事故、17歳少年を運転者と断定

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昨年8月に広島県福山市で発生し、軽乗用車に乗っていた6人が死傷した事故について、広島県警は2月15日、このクルマを運転していた17歳の少年を自動車運転過失致死傷や道路交通法違反(無免許運転)容疑で書類送検した。

広島県警・福山西署によると、問題の事故は2010年8月23日午前2時15分ごろ発生している。福山市赤坂町付近の県道を走行していた軽乗用車が道路左側の路外に逸脱して標識柱に衝突。さらに道路右側のフェンスに衝突し、弾みで横転した。

クルマは大破し、同乗していた16歳の男子高校生と、15歳の女子高校生が死亡。運転者を含む15-17歳の男女4人が重軽傷を負った。クルマの定員は4人だったが、事故当時は6人が乗車していた。

警察では運転者を17歳の少年と断定。この少年を自動車運転過失致死傷や道交法違反で書類送検するとともに、この少年が無免許であることを知りながら、クルマの運転をさせていた所有者である18歳の少女も道交法違反(無免許運転教唆)容疑で書類送検している。

調べに対して少年は大筋で容疑を認めており、少女も「知らない人が乗ることになり、一緒にいると不安なので少年に運転を任せた」と供述しているようだ。

《石田真一》

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