【MINI E 実証実験】森ビル山本副社長、BMWとの親密な関係を明かす

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六本木ヒルズアリーナに並んだMINI E
六本木ヒルズアリーナに並んだMINI E 全 6 枚 拡大写真

3月1日、東京の六本木ヒルズで行われた電気自動車『MINI E(ミニ・イー)』の一般ユーザー向け引き渡し式では、会場となった六本木ヒルズを所有する森ビルの取締役副社長、山本和彦氏も祝辞を述べた。その際に同氏は、ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)との関係について、こんなエピソードを口にした。

【画像全6枚】

「まだ六本木ヒルズが計画段階のときに、いち早く興味を持っていただいたのがBMWさんでした。『この施設は使える』『コンセプトが合う』と、建設の前からお褒めの言葉をいただきました。そして完成後は、さまざまなイベントでこの場所を使っていただいています。六本木ヒルズが今日のようなブランドイメージを持つことができた理由のひとつとして、BMWさんとの関係があったのは間違いありません」

今回のMINI Eの引渡式にあたっても、かなり前から、森ビルに対してアプローチがあったようだ。BMWがグループ内のシンクタンク「プロジェクトi」の一環として、持続可能なモビリティソリューションを模索し始めた年に、話し合いは始まっていたのだから。

「最初にお話をいただいたのは2007年です。メガシティビークルプロジェクトに関連する車両の発表の場として使いたいということでした。それが今日行われたMINI Eの引渡式だったのです。ちなみに日本の自動車メーカーから、そのような相談を受けたことはまったくありませんでした」

BMWがプロジェクトiと名付けたこのテーマに、いかに熱心に取り組んでいるか。それを立証したような山本氏のスピーチだった。

《森口将之》

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