【ジュネーブモーターショー11】日産EVスポーツ エスフロー、未来の Z か

自動車 ニューモデル モーターショー
日産エスフロー
日産エスフロー 全 6 枚 拡大写真
トヨタ自動車と並んで、今年のジュネーブモーターショーで存在感をアピールした日本メーカーが日産だろう。そのハイライトはEVスポーツカーコンセプト、『エスフロー』(ESFLOW)だ。

エスフローは市販EVの『リーフ』とは異なり、2シーターの2ドアスポーツカーのEVを提案。ロールケージを組み込んだアルミ製シャシーに、コンポジットボディをかぶせる軽量構造で、ロングノーズ&ショートデッキのフォルムは力強いイメージが漂う。

EVパワートレインは、リアアクスルに2個のモーターを配置し、それぞれが左右の後輪を駆動するというもの。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、前後に配置する。日産によると、重量バランスは理想的なミッドシップを実現しているという。

モーターやバッテリーの詳細は明らかになっていないが、1回の充電で最大約240kmを走行可能。0-100km/h加速は5秒以下の実力だ。ポルシェが開発中の『ボクスター』のEV、『ボクスターE』が0-100km/h加速5.3秒程度だから、エスフローはこれより速いことになる。

エスフローの市販に関しては、現時点でアナウンスはない。しかし、とくにリアから見たスタイルが『フェアレディZ』に似ていることから、未来のフェアレディZを示唆したモデルである可能性もある。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
  5. ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る