住友ゴム工業は、中国第2工場の起工式を開催した。
現地子会社の住友橡膠(湖南)が、湖南省長沙経済技術開発区にある星沙産業基地に第2工場を建設する。起工式には、現地政府関係者や、星沙産業基地指導者をはじめ総勢200人が出席した。
中国での自動車生産・販売台数が急伸に合わせ、自動車用タイヤ需要も急拡大している。こうした需要に対応するため新設する第2工場は、2012年7月に稼動させる予定。中国市場での供給体制の強化とタイヤ事業の拡大を図る。
第2工場では乗用車用ラジアルタイヤを1日に3万本生産する能力を持つ。計画では2014年末までに1日あたり1万5000本、2017年末までに3万本へ引き上げる。