フォード米国販売、主力セダンが4割増…2月実績

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フォードモーターは1日、2月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は15万6626台で、前年同月比は13.8%増。6か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、フォードが前年同月比22%増の15万0678台、リンカーンが11%減の5948台だった。

フォードブランドの乗用車系では、主力セダンの『フュージョン』が前年同月比40.4%増の2万3111台と、6か月連続で増加。間もなく新型を投入する『フォーカス』は、20.6%減の1万0879台と、3か月連続で減少した。

2011年モデルでエンジンを一新した『マスタング』も、前年同月比27.7%減の3967台と3か月連続の前年実績割れ。10年秋に新発売したコンパクトカー、『フィエスタ』は6270台と支持を集める。

フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年同月比14.1%増の3万7549台を販売。クロスオーバーの『エッジ』も16.6%増の1万0138台と人気だ。新型『エクスプローラー』は、139.2%増の9657台と良好な立ち上がりを見せる。

リンカーンブランドでは、『MKZ』が前年同月比0.8%増の1775台。『MKS』は52%減の568台と不振だ。マーキュリーブランドは、ブランド廃止に伴い、販売が終了した。

フォードモーターのケン・クズバイ副社長は、「ガソリン価格の高騰を見越して、我々は環境性能の高い新型車、エンジン、トランスミッションへの投資を続ける」とコメントしている。

《森脇稔》

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