[トヨタグローバルビジョン]豊田社長、15年の世界販売「900万台と考えているが…」

自動車 ビジネス 企業動向
ラクティス
ラクティス 全 2 枚 拡大写真
トヨタ自動車の豊田章男社長は9日のグローバルビジョン発表の記者会見で、2015年の世界販売(トヨタ単体ベース)について「900万台くらいと考えている」と述べた。

ダイハツ工業と日野自動車を含む連結ベースでは1000万台規模となる。ただ、豊田社長は「私自身、そうした数字を目標にはしない。900万人のお客様に支持された結果としてもたらされる数字ならうれしい」と述べた。

今世紀初頭以降の急速な成長が赤字転落や品質問題にもつながったとの反省から、数値ありきの事業計画には距離を置く姿勢を示したものだ。

一方、中期的には新興諸国を攻めるべき市場と位置づけ、10年時点で日米欧が6割、新興諸国が4割となっている世界販売の比率を、15年には50対50とし「地域バランスの取れた事業構造にしたい」と表明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る