ダイムラーとロールス、ドイツ産業エンジン大手を共同で買収

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ダイムラーとロールス・ロイスグループは、ドイツの産業エンジン大手のトグナムを共同で買収することで合意した。

ダイムラーとロールス・ロイスは共同出資会社を設立して、トグナムの株式公開買い付けを実施する。買付価格は1株当たり24ユーロ。買付総額は約32億ユーロ。

トグナムは、船舶、エネルギー、防衛、その他産業用エンジン、推進システム、パーツを手がける大手サプライヤー。もともとはダイムラーの子会社だったが、業績悪化した際に保有株式の一部を売却、現在でも筆頭株主だが、出資比率は28.4%。また、トグナムと、ロールス・ロイスは、中速ガソリン/ディーゼルエンジンを合弁生産している。

今後、新興国を中心に産業用エンジンの需要急増が見込まれることから、3社の技術的な強みや、ネットワークを有効活用して競争力の高い製品、サービスをグローバルに提供する体制を整える。

3社は既存の製造拠点を維持する方針で、雇用も保護されるとしている。工場や施設の開設する可能性もあり、成長と生産性の向上を図る。

《レスポンス編集部》

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