クライスラーとフィアットの両グループが共同設立したフィアットノースアメリカは、フィアット『500』の米国での納車を開始した。
今回、デリバリーが開始されたのは、『500 Prima Edizione』と呼ばれるモデル。米国では1984年以来、実に27年ぶりとなるフィアット車の再上陸を記念して、設定された限定車だ。
その第1号車は、Shaun Folkerts氏(38歳)に引き渡された。同氏はフィアット車の熱心なコレクターとして知られ、90台以上を所有。レストアにも精力的に取り組んでいる。
販売店でキーを手にしたShaun Folkerts氏、「フィアットの再上陸を28年近く、待ちわびていたんだ。どこに行くにも、この500で出かけるよ」と喜びを表現している。