【東日本大地震】昭和シェル、輸出停止で国内供給を強化

自動車 ビジネス 企業動向

昭和シェル石油は16日、東日本大震災の被災地への配送体制拡充など、国内石油製品の安定供給に向けた取り組みを発表した。現時点で、在庫は充分であるものの配送に遅れが生じており、その早期改善のため配送体制を強化していく。

同社は震災後、災害対策本部を設置し、被災地のライフライン維持・復興に必要な石油製品の供給を優先した対応をとってきた。しかし、石油業界全体では震災により一部精製設備が操業停止を余儀なくされるなど、受給のバランスが崩れていた。

同社では、業界全体として安定供給を確保するための取り組みを、今後実施していくとしている。

同社が公表した安定供給に向けた取り組み
●国内の供給が安定するまでの間、生産量を最大化すると同時に、予定していた石油製品(ガソリン・軽油)の輸出を取りやめ、国内の短期的な供給力を強化する。
●系列のサービスステーション等への石油製品の供給確保はもとより、業界他社の要請に対応し、石油製品の安定供給に努める。
●被災地への配送体制を拡充するため、ローリーの配備を強化する。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る