【東日本大地震】警察庁、義援金詐欺に関する注意を呼びかけ

自動車 ビジネス 国内マーケット

 警察庁は、東北地方太平洋沖地震に便乗して、実在する団体名を語り、被災者支援の募金等と称して特定の口座に振り込ませようとするなどの詐欺容疑事案の相談が寄せられていることから、義援金等の詐欺に関する注意を呼び掛けている。

 募金を求める電話等があった場合には、直ちに振り込まず、相手方をよく確認し、詐欺の被害に遭わないように注意するとともに、不審な電話等があった場合には警察へ通報、相談してほしいとしている。

 詐欺の事例として「実在する団体の名称を語り『災害支援基金への寄付をお願いします。』等の文面のファックスを送信し、当該団体が設けた募金振込口座とは異なる個人名の口座に振り込ませようとしたもの」「公的機関と紛らわしい名称を語り電話をかけ、『避難地確保のため寄付してください。』等と言って振り込ませようとしたもの」「市役所職員を名乗って電話をかけ、『震災の義援金を送る活動をしている。支払い方法は振込です。』等と言って振り込ませようとしたもの」「市役所職員を装って家庭を訪問し、募金を求めたもの」があるという。

 注意のポイントとして、「公的機関・団体が、一般家庭等に対して、個別に電話・ファックス・訪問等によって義援金等の振込を求めることは通常あり得ないので、相手方が告げた機関・団体等に対し、電話帳等で調べた電話番号に電話することによって確認」「実在する団体等を名乗って個別の働き掛けがあった場合には、当該団体がテレビ・ラジオ・ 新聞等で公表している口座番号・名義と同一であるか確認するなど、本当にその団体による募金なのか、また信用できる団体なのかを十分に確認」「すぐに振り込んだりせず、少しでも不審に思ったら警察に通報、相談」することを勧めている。

【地震】警察庁、義援金詐欺に関する注意を呼び掛け

《田村 麻里子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る