米国自動車信頼性、リンカーンがレクサスを抜く…JDパワー調査

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米国の民間調査会社、JDパワー&アソシエイツ社は17日、『2011年米国自動車信頼性調査』の結果を公表した。ブランド別ランキングでは、リンカーンが初の首位を獲得した。

この調査は2008年モデルを新車で購入した顧客に、購入から3年が経過した時点で、愛車の信頼性について202項目に渡って質問。2010年10-12月に調査を行い、4万3700名以上から回答を得ている。

調査結果は、100台当たりの不具合指摘件数を示すPPという単位を使用。このPPが少ないほど信頼性が高いことになる。業界平均の151PPを上回った上位14ブランドのランキングは以下の通り。

1. リンカーン(101PP)
2. レクサス(109PP)
3. ジャガー(112PP)
4. ポルシェ(114PP)
5. トヨタ(122PP)
6. アキュラ(123PP)
7. ビュイック(125PP)
8. メルセデスベンツ(128PP)
9. キャデラック(130PP)
10. ヒュンダイ(132PP)
11. ホンダ(139PP)
12. フォード(140PP)
13. サーブ(146PP)
14. インフィニティ(151PP)

前回首位のポルシェは、4位へ後退。代わって、フォードモーターの高級車ブランド、リンカーンが昨年の2位から首位に輝いた。同調査におけるリンカーンの1位は初。

また、昨年3位のレクサスは、今年は2位へワンランクアップ。2008年まで、14年連続トップの意地を見せた。

フォードモーターのリンカーン商品開発担当、スコット・トビン部長は「リンカーンの歴史に新たな名誉が加わった。長期に渡る信頼性が、リンカーンの車作りの基本だ」とコメントしている。

《森脇稔》

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