【東日本大地震】日産 リーフ 50台、被災地に向け発進

エコカー EV
電気自動車のリーフ。被災地では深刻な燃料不足から、電気自動車の需要が急速に高まってきているという
電気自動車のリーフ。被災地では深刻な燃料不足から、電気自動車の需要が急速に高まってきているという 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は18日、東日本大地震の被災地に向け、支援車両として電気自動車(EV)『リーフ』のレンタカー50台を提供する事を明らかにした。同日より出荷を開始している。

画像:被災地での活躍が期待されるEVリーフ

被災地では石油元売り会社による供給網の復旧作業が懸命に進められているが、未だ燃料不足は深刻な状況。現地からは、ガソリンを必要としないEVへの需要が急速に高まっており、日産はこれに対応、リーフのレンタカー車両を支援車両として貸し出しをおこなう。

EVはガソリン車と異なり、電力供給があれば特別な設備を必要とせずエネルギーを補充することができるため、燃料インフラの復旧を待つ事なく活用できるというメリットがある。日産と同様、三菱がEV『i-MiEV』を提供することを発表しているほか、電動バイクや電動アシスト自転車も続々と被災地に投入され、活躍が期待されている。

今回リーフが提供されるのは宮城県、岩手県、福島県の3県。自治体などに納入し、必要とされている地域に順次配備されるという。

日産は、リーフだけでなく今後もニーズに応じた車両を順次提供していく計画だ、としている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  4. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  5. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る