【ホンダ フィットシャトル 先行発表】コンパクトカーを革新する

自動車 ニューモデル 新型車
フィットシャトル
フィットシャトル 全 6 枚 拡大写真

ホンダは17日、『フィット』をベースにした新型車『フィットシャトル』を、近日中に発売すると発表した。本田技術研究所開発責任者の人見康平さんは、商品コンセプトをずばり、フィットよりもひとつクラス上であるコンパクトカーの革新だという。

フィットを忘れ“0”から開発をスタートした、と意気込みを語る。「コンパクトカーの購入ユーザーは、扱いやすい使えるクルマ、環境や燃費に優れたクルマ、こだわりが持てるクルマ、すなわち“上手に贅沢が出来るクルマ”を求めているのでは」と話す。

そこでフィットシャトルは、「コンパクトカーとしての想像を超える広さ、使い勝手、さらに、スモールカーの経済性、そして、ミドルカーの上質、快適性」をポイントに、「ホンダの持つ独創の技術であるセンタータンクレイアウトとコンパクトなハイブリッドシステム、これによりコンパクトカーの常識を超える価値を創造した」モデルとなった。

エクステリアデザインの開発コンセプトは「“STYLISH SPACE-FORM”。しっかりとしたフロントノーズ、それからロングキャビン、大きくラウンドしたリアウインドウでサイズ感、かたまり感を表現しました」という。そして「特徴的なCピラー、エアロバンパー、ガーニッシュによりクラス感、新鮮さ、スポーティさを表現しました」。

インテリアのデザインコンセプトは「“High Quality & Smart Luggage”。上質感を演出するとともに、新しい荷室の提案しようと考えました」。具体的には、「クルマに乗り込んですぐわかるような上質感、そしてシックな演出というものが伝わるようにとデザインしているのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  4. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る