日本ガイシ、通期業績見通し…自動車関連は上方修正

自動車 ビジネス 企業動向

日本ガイシは、2011年3月期の連結決算業績見通しを修正した。自動車関連製品を中心としたセラミックス事業は前回予想よりも増収増益、がいしやNAS電池などの電力関連事業は減収減益となる見通し。

自動車関連では、自動車排ガス浄化用触媒担体やSiC製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)の販売が大幅に増加したほか、トラック販売の回復などで大型商用車向けのコージェライト製DPFや大型ハニカムの需要も増加し、売上高、営業利益ともに前回予想を大幅に上回る見通し。

ただ、全体の売上高は前回予想よりも170億円マイナスの2380億円に下方修正した。電力の落ち込みが影響するため。

収益では、NAS電池の大口返却処理に伴う損失について一部が引当済みだったことや、自動車関連の増収、コストダウン効果で営業利益は前回予想よりも20億円増の320億円、経常利益は20億円増の320億円となる見込み。

当期純利益は5億円増の240億円に上方修正した。

東日本大地震による影響も一部反映させたとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る