Android版 全力案内!ナビ Ver.2 インプレ 前編…もはや代替手段ではない

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
Android版 ver.2
Android版 ver.2 全 6 枚 拡大写真

画面が小さい・使いづらい…ケータイナビのネガをスマートフォンで解消

スマートフォンの爆発的な普及にともなって、カーナビアプリの人気が高まっている。iPhoneだけでなく、Android向けのナビアプリも端末ラインナップの増加と共に充実してきており、ここで紹介する「全力案内!ナビ」も定番ナビアプリの1本だ。ドコモマーケットとau one Marketで配信されており、価格は半年の利用で1500円となっている。

【画像全6枚】

スマートフォンや携帯電話のナビアプリは、通信を使えるので最新の地図や渋滞情報を簡単に取得できる。この点ではPNDなどのカーナビ専用機を凌駕しているのだ。ただ、携帯電話では画面サイズが小さいことや、パケット料金の問題がネックとなって、広く普及するにはいたらなかった。

しかし、スマートフォンなら画面サイズはPNDの小型モデルと同等であり、パケット料金も気にする必要がない。つまり、スマートフォンとナビアプリの組み合わせなら、PNDより劣る点がカバーでき、通信というアドバンテージをフルに発揮できる。こうなると、もはやナビアプリはカーナビ専用機が無いときの代替手段や応急的な間に合わせではない。全力案内!ナビにしても、毎日使ってもまったく不満のない実力なのだ。

全力案内のナビゲーション画面。一目見て、小型のPNDと同程度といった印象だが、実力はそれ以上といえる

◆予想外の渋滞でも二つの渋滞情報でサポート

ドライブ中の渋滞や通行止め。こんなときはたとえカーナビ専用機を使っている時でも、全力案内!ナビが威力を発揮する。

全力案内!ナビでは独自に収集した渋滞情報「UTIS(Ubiqlink Traffic Information System)」を提供している。日本ではカーナビ大手のパイオニアと自動車メーカーのホンダ、トヨタ、日産、ナビタイムやクラリオン・日立などが独自のプローブ渋滞情報を提供しているが、UTISは提携する1万2000台以上のタクシーと全力案内!ナビのユーザーをプローブデータを擁しており、とくに都市部での渋滞情報に強みを発揮する。かなり細い裏道までくまなく空き道や渋滞の状況が表示される様子はなかなか圧巻だ。

逆にタクシーの少ない郊外はUTISの弱点なのだが、そこはVICSでカバー。全力案内!ナビは昨年11月にリリースされたVer.2でUTISだけでなくVICSも地図上に表示できるようになった。

◆無料のGoogleマップナビか、UTIS/VICS対応の全力案内!ナビか…

渋滞を考慮したルート検索ももちろん可能。この際、遠方までのドライブでも全てのルート上の渋滞を考慮する。また、表示される到着予想時刻も渋滞を考慮した確度の高いものだ。

ちなみに、PNDなどカーナビ専用機でも渋滞情報を取得できるモデルは多いが、FM-VICSのみの場合は渋滞を考慮したルート検索はできないようになっている。これは技術的な問題ではなく、VICSにはそうしたルールがあるからだ。また、FM-VICSは県外など遠方の渋滞情報も取得できない。それだけに全力案内!ナビは渋滞時の強い味方になる。

Android向けのカーナビアプリの代表格としてはGoogle自ら提供するGoogleマップナビがある。ストリートビューとのオーバーレイ表示に対応するなどカーナビ離れしたUIを持ち、なによりも無料というメリットがあるが、特に都市部では渋滞情報と渋滞考慮ルートの有無が到着時間とドライバーの心理に大きな効果があることは、VICS対応ナビを利用したことがある人なら分かるはず。

1500円という出費はアプリとしては高価かも知れないが、どんなに安いPNDと比較してもコストパフォーマンスは圧倒的に有利だ。全力案内!ナビは、メインのナビとしての用途だけではなく、VICS非対応ナビのサブとしても有用なアプリと言える。

《山田正昭》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  3. 『ランドクルーザー250』専用「展開式サイドラダー」が発売、耐荷重75kg・鍵付きロック機構採用
  4. 世界一背が低い4ドア車として登場した、初代『カリーナED』【懐かしのカーカタログ】
  5. ホンダ『ZR-V』と『シビック』、1万4730台をリコール…8月掲載のリコール記事まとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
ランキングをもっと見る