三菱自動車、水島製作所のばい煙未測定が判明

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水島製作所
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三菱自動車は、水島製作所が大気汚染防止法などの関係法令や倉敷市との公害防止協定で不適正な事案が判明したと発表した。

同社は、水島製作所にあるばい煙発生施設108機のうち、温風暖房機、ガス浸炭炉などの15機、廃止済み施設3機の合計18機でばい煙の未測定だったことが判明した。また、設置8件、変更53件、廃止47件の届け出漏れも明らかになった。

さらに、社内の管理データを基に調査したところ、未測定施設が5機、設置届35件・変更届4件・廃止届121件の届け出漏れも判明した。

これらが判明後、倉敷市に報告するとともに、ばい煙発生施設のばい煙や排出ガスを測定し、大気汚染防止法に定めるばいじん、窒素酸化物の基準値や条例の基準値の範囲内であることを確認したとしている。設置届、変更届が漏れていた施設は稼働を停止した。

同社では「今回の件の重大さを真摯に受け止め、環境関連業務に関する管理体制を抜本的に見直すとともに、厳格な監査を実施し、法令遵守および環境保全の重要性を再度周知徹底し、再発防止に全力を傾注していく」としている。

《レスポンス編集部》

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