ウェザーニューズは、東日本大震災による被害状況の記録「減災リポートマップ」の配信を開始した。
減災リポートマップは、3月11~16日に寄せられた、津波被害や建物損壊、ライフラインの途絶など、被災者が実際に経験した被害の情報、約4万件をウェザーニュースの「東日本大震災」特設サイトで確認できる。
減災リポートマップは「ありのままの今を把握し、災害の記憶を記録する。私達が今、できる事」をテーマに、2次災害、次の災害を最小限にするため、全国のサポーターの協力のもと、災害の記録を集めたもの。
サイトでは、震災の研究や各防災機関の減災活動への活用、個人が展開する自助・共助活動への輪を拡げるきっかけとなるよう、これまでにサポーターから送られてきた被害リポート(減災リポート)を自由にダウンロードすることができる。
同社は今後も全国から震災に関する被害リポートを募集し、随時、減災リポートマップに反映していくことで、被害の実態解明と次の震災に向けた備えとして役立ててもらうとしている。