日産自動車は、28日以降の生産見通しについて発表した。
追浜工場、栃木工場、九州工場、日産車体、日産車体九州の車両生産は、24日から在庫部品で対応可能な生産を行っているが、今後も在庫部品で生産を継続する。また、横浜工場を含め海外生産用部品、補修用部品も対応可能なサプライヤーを基に生産を継続する。
エンジンを生産するいわき工場は、震源地に近く依然として余震が続くものの、電気・水などのライフラインも復旧しつつあることから、今週から建屋と設備の復旧作業を開始している。生産再開に向けた復旧作業を急ピッチで進める。
このほか、サプライヤーからの要請を受け、支援活動を行っているが、さらに要請があった場合、迅速に対応できるよう体制を整えている。