メルセデスベンツのブースでは、タイの経済成長を裏付ける勢いを目の当たりにした。
25日にはじまった一般公開。同ショーでは、展示車両の商談、購入手続きを行えるように準備されているブースが少なくない。
メルセデスブースも、商談、購入手続きが行える。そこで、25日中に成約件数を訪ねたところ、66台の成約が決まったという。昨年の同ショーでは、約10日間の一般公開期間中に、約1000台の成約があった。今年は昨年を超える成約台数を確保しようと考えているようだ。
ちなみにメルセデスブースに並ぶ車両の最低価格は約250万バーツ(約670万円)。SLKクラスは439万バーツ(約1178万円)、CLSクラスは1600万バーツ(約4293万円)となっている。
平均月収が3万円ほどといわれるタイにあって、500万円をはるかに超える高級車を買うことができる富裕層は確かに存在する。さらに彼らは、旺盛な購買意欲も持ち合わせているようだ。