コスモ石油、千葉製油所からタンカーによる出荷も再開

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コスモ石油は、東日本大震災で火災が発生し3月21日に鎮火した千葉製油所で海上からの出荷を一部で再開したと発表した。

千葉製油所は原油処理能力が日産22万バレルと、同社にとって最大の生産能力を持つ製油所。火災発生で製品の出荷を停止し現在も稼働は停止しているが、23日から在庫をタンクローリーを使った陸上出荷を再開したのに続いて、タンカー船による海上出荷も再開した。

一方、同社は東北地方の燃料不足に対応するため、東西オイルターミナルの酒田油槽所、日本オイルターミナルの盛岡油槽所、郡山油槽所での出荷も再開した。さらに、東西オイルの八戸油槽所は油種を限定しながらも出荷を再開、塩釜油槽所と小名浜油槽所は在庫分について油種限定で出荷を開始した。内陸部や太平洋側の油槽所が全て稼働を再開したため、東北地方にあるサービスステーションまで石油製品の供給時間の短縮が図れる見通し。

《レスポンス編集部》

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