コスモ石油、千葉製油所からタンカーによる出荷も再開

自動車 ビジネス 企業動向

コスモ石油は、東日本大震災で火災が発生し3月21日に鎮火した千葉製油所で海上からの出荷を一部で再開したと発表した。

千葉製油所は原油処理能力が日産22万バレルと、同社にとって最大の生産能力を持つ製油所。火災発生で製品の出荷を停止し現在も稼働は停止しているが、23日から在庫をタンクローリーを使った陸上出荷を再開したのに続いて、タンカー船による海上出荷も再開した。

一方、同社は東北地方の燃料不足に対応するため、東西オイルターミナルの酒田油槽所、日本オイルターミナルの盛岡油槽所、郡山油槽所での出荷も再開した。さらに、東西オイルの八戸油槽所は油種を限定しながらも出荷を再開、塩釜油槽所と小名浜油槽所は在庫分について油種限定で出荷を開始した。内陸部や太平洋側の油槽所が全て稼働を再開したため、東北地方にあるサービスステーションまで石油製品の供給時間の短縮が図れる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る