リンカーン初のHV、米国で人気…価格設定が功奏

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MKZハイブリッド
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フォードモーターの高級車ブランド、リンカーン。同ブランド初のハイブリッド車として、昨年秋に投入された『MKZハイブリッド』の米国販売が好調だ。

同社が28日に明らかにしたところによると、『MKZ』シリーズの販売に占めるハイブリッドの割合は20%を突破。これはフォードが当初想定していた15%を上回る水準だという。

販売好調の要因は、価格設定だ。MKZハイブリッドのベース価格は、3万4605ドル(約285万円)。V6ガソリン車のベース価格と変わらないのだ。ハイブリッドを試してみようという顧客が増えても不思議ではない。

MKZハイブリッドは、フォードブランドの『フュージョンハイブリッド』と同じく、2.5リットル直列4気筒ガソリン(アトキンソンサイクル)にモーターを組み合わせたシステムを搭載。トータル出力191psを引き出し、米国EPA(環境保護局)燃費は市街地17.43km/リットル、高速15.3km/リットルだ。

フォードによると、この燃費性能はレクサス『HS250h』の市街地14.88km/リットル、高速14.46km/リットルを上回り、米国で最も燃費性能に優れるラグジュアリーセダンになるという。

《森脇稔》

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