三菱重工、台湾企業と薄膜太陽電池事業の開発・生産で提携検討

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三菱重工業は3月30日、台湾の太陽電池メーカーAuria Solar(宇通光能)と、シリコン薄膜太陽電池の開発・生産事業で資本関係も含めた提携に向けて検討に入ることで合意した。

三菱重工の長崎造船所諫早工場(長崎県諫早市)にある微結晶タンデム第一工場の1ラインを使って三菱重工がシリコン薄膜電池の開発・生産・販売を継続する一方で、Auriaに資本出資して技術供与し、生産ラインの移管を検討する。

世界最高速の成膜速度を持つPCVD(プラズマ援用化学蒸着)設備を持ちコスト競争力の強化を図りたい三菱重工と、性能向上による生産規模の拡大と競争力強化を図りたいAuriaの思惑が一致した。

急激な円高や、中国・台湾メーカーの台頭に伴う競争激化により製品価格が下落している中で、三菱重工はコスト競争力を強化するため、Auriaとの提携を検討する。

Auriaは微結晶タンデム型太陽電池の台湾トップメーカー。現在、生産能力を倍増するための新工場の建設を検討中で、三菱重工のPCVD技術を導入して、世界最高レベルの製品競争力を持つ工場にする方針だ。

三菱重工は今回の提携の詳細協議を機に、太陽電池事業の競争力強化とグローバル市場での機動的な事業展開を加速する方針。

《レスポンス編集部》

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