ガソリン価格高騰時の減税措置、廃止の見通し

自動車 社会 政治

ガソリン価格が高騰する中で政府は、ガソリンが高水準になった際のドライバーの負担を抑えるための減税措置を、廃止する方向で検討を開始した。

現在、ガソリン価格が3か月連続で1リットル=160円を超える水準になると、旧暫定税率分の1リットル=25円を減税する措置がとられる。暫定税率を事実上、温存した見返りとして民主党政権が2010年4月に導入した。

これまで1度も発動されていないものの、石油情報センターが発表したレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル=151.7円となり、減税措置の実現性が高まっている。

一方で、東日本大震災の被災地を復興するための多額の財源が必要な政府は、減税による税収減は避けたいところ。このため、ガソリン価格が高騰した際の減税措置を1度も実施しないまま廃止する意向だ。減税措置廃止には自民党も賛成しており、減税廃止が決まる可能性が高い。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクが登場…5月の二輪車まとめ
  2. デリカ『D:6』が登場⁉ 三菱 D:5 がフルモデルチェンジへ…5月の新型車スクープまとめ
  3. スズキ『カプチーノ』復活! 新型スポーツカー情報
  4. AT車も大幅出力アップ…ブリッツから『ジムニー』用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
  5. BMWが「iDrive」システムを改良…今夏から欧州で
  6. [15秒でわかる]スバル『BRZ』販売終了…新型の行方は
  7. 日産、新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州で発表…5月の新型車まとめ
  8. PIAAからヘッド&フォグ用LEDバルブ 6000K「超高輝度」シリーズ・5製品が登場
  9. ジープの新型EV『ワゴニアS』、オフロード仕様を提案…「トレイルホーク」発表
  10. スバル『BRZ』現行モデルが生産終了、新型登場かマイナーチェンジか
ランキングをもっと見る