エリクソン、被災地の通信回線復旧作業を支援

自動車 ビジネス 企業動向

エリクソンは、東日本大震災の被災地での通信回線復旧作業を支援するため、ヘリコプターをチャーターし150台の衛星電話機を提供すると発表した。

東日本大震災で地震と津波による二重の災害で、東北地方の輸送・通信インフラは甚大な被害を受けている。地域によっては道路が寸断され、アクセスが空路のみとなっているなど、津波被害を受けた東北地方のネットワークは、現在も深刻な状況が続いている。

エリクソンは、通信事業各社を支援するため、ヘリコプター「Bell 205」をチャーターし、3月31日から復旧に向けてた活動を支援する。被災地での活動経験を持つクルーをヘリコプターで輸送し、ネットワークのメンテナンス、修復、修理作業を支援すると同時に、修理用機器を輸送する。

ヘリコプターへの積荷後、機内にスペースがある場合は、被災地で救援活動する民間公益団体向けに、食料や水、衣類などの物資を輸送する。

現在予定しているネットワーク復旧作業内容は、故障した無線基地局と関連機器、電源の復旧、損傷した鉄塔の修復とコンクリート基礎の交換など。

さらに、エリクソンの顧客であるソフトバンクを支援するため、ソフトバンクに衛星電話機150台を提供する。25日に衛星電話100台がスウェーデンから発送され、携帯電話網がダウンしている地域での復旧作業の調整のために活用されている。追加の衛星電話機50台もスウェーデンから日本に向けて発送された。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る