【ソウルモーターショー11】シボレーブランドが韓国デビュー…アジア戦略強化
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GMにとって記念すべきショーとなった今回のソウルモーターショーでは、コンセプトカーの『Mi-ray』のワールドプレミアのほか、次世代エコカー『ボルト』の韓国プレミア、さらにプレミアムスポーツ『コルベット』と、新型SUV『キャプティバ』を韓国市場に投入することが発表された。
Mi-rayのデザインを韓国GMのデザインセンターが担当したことからも、GMの韓国市場への期待がうかがえる。今回の2台が韓国市場に導入されることで、シボレーブランドは、コンパクトカーの『スパーク』や『アベオ』から、大型SUV『オーランド』、そしてコルベットと、フルラインアップが出そろう。昨年、全世界で425万台を販売したシボレーのブランド力を武器に、韓国市場でのシェア拡大をめざす考えだ。
また、今回発表された新型キャプティバは、日本への導入も決定している。かつて人気を集めた『トレイルブレイザー』の事実上の後継モデルとなり、シボレーSUVの復活に期待をこめる。加速度を増してきたGMのアジア戦略に注目だ。
《宮崎壮人》