スズキ、トップ交代を視野に集団指導体制へ移行

自動車 ビジネス 企業動向

スズキは、4月1日付けで、重要な経営課題に関して経営判断する「経営企画委員会」を新設すると発表した。

同社は鈴木修会長兼社長兼CEO(最高経営責任者)によるトップダウン経営で有名だが、東日本大震災による部品調達が不安定化し、工場の操業停止も含めて経営を取り巻く環境が激変している。こうした中で、経営体制を強化するため、経営企画委員会を設置、集団指導体制に移行すると見られる。

経営企画委員には、国内販売を担当する田村実専務、開発部門担当の本田治専務、経営企画を担当する鈴木俊宏専務、事業開発を担当する原山保人専務の4人で構成する。

長年にわたってスズキのトップに君臨してきた鈴木会長兼社長兼CEOも80歳を超えている。後継者として最有力視されている子息の鈴木俊宏専務へのバトンタッチを視野に、集団指導体制を構築するのが狙いと見られる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  2. 日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
  3. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
  4. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  5. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る