スズキ、トップ交代を視野に集団指導体制へ移行

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スズキは、4月1日付けで、重要な経営課題に関して経営判断する「経営企画委員会」を新設すると発表した。

同社は鈴木修会長兼社長兼CEO(最高経営責任者)によるトップダウン経営で有名だが、東日本大震災による部品調達が不安定化し、工場の操業停止も含めて経営を取り巻く環境が激変している。こうした中で、経営体制を強化するため、経営企画委員会を設置、集団指導体制に移行すると見られる。

経営企画委員には、国内販売を担当する田村実専務、開発部門担当の本田治専務、経営企画を担当する鈴木俊宏専務、事業開発を担当する原山保人専務の4人で構成する。

長年にわたってスズキのトップに君臨してきた鈴木会長兼社長兼CEOも80歳を超えている。後継者として最有力視されている子息の鈴木俊宏専務へのバトンタッチを視野に、集団指導体制を構築するのが狙いと見られる。

《レスポンス編集部》

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