富士通テン入社式、重松社長「自立化を目指そう」

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入社式
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富士通テンは1日、本社(兵庫県神戸市)と中津川工場(岐阜県中津川市)で入社式を行なった。重松崇代表取締役社長は挨拶で、自立化(自らの頭で考える/スキルを高める/最後までやり抜く・やり切る)を目指そう、と新入社員に語った。

「神戸に籍を置く富士通テンは、阪神大震災を乗り越え復興した。今回(東日本大震災)も、日本経済の再度の飛躍を担う気概を持ってチャレンジしたい」

「カーエレクトロニクス事業を取り巻く環境は大きく変化している。ベースとなる自動車市場は2008年のリセッションにより落ち込んだ。先進国では回復しない一方、新興国は急成長し、中国市場が米国を抜いて世界一になった」

「カーエレクトロニクス市場は10年の4兆円が15年には6兆円に拡大し、車載ディスプレイやパワーエレクトロニクスなどの環境関連商品が伸びると予想される。ナビを代表とする情報機器では『iPad』やスマートフォンの車への応用という展開が予想され、これに対抗すべく新商品の開発を進めている」

「地域軸でも商品軸でも富士通テンは変革期にある。個人や組織のあるべき姿として『自立化』というキーワードを掲げる。自立化の具体的な項目を挙げる。1. 取り巻く環境変化を自らキャッチし、やるべき事や変革の方向を自らの頭で考える、2. 世界に通用するためのスキルを高める、3. 困難があっても最後までやり抜く・やり切る」

入社式人数(富士通テン単独)
事務系:9名、前年比4名減
技術系:65名、前年比13名増
技能系:6名、前年比2名増
合計:80名、前年比11名増

《高木啓》

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