BMW M3セダン 軽量版を開発中…CSLの再来か

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コンセプトスタディM3セダン
コンセプトスタディM3セダン 全 3 枚 拡大写真

BMWが『M3セダン』の軽量バージョンを開発しているとの情報をキャッチした。先代『M3クーペ』(E46型)に用意された『M3 CSL』(2003年)の再来として注目できる。

M3セダンの軽量バージョンは1日、ドイツ・ミュンヘンで開催された特別イベントにおいて、報道陣に初公開。『コンセプトスタディM3セダン』と命名されたモデルは、濃紺のボディカラーをまとった1台だ。

その詳細は明らかにされなかったが、各部の軽量化を実施。その上で、M3クーペのサーキット仕様、『M3 GTS』から移植した4.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載する。

このエンジンは、M3用の4.0リットルV8の排気量を362cc拡大するとともに、アルミ&シリコン合金製クランクケースや8スロットルなどの専用チューンを実施。高回転志向のエンジンとなっており、最大出力はプラス30psの450ps/8300rpm、最大トルクはプラス4kgmの44.9kgm/3750rpmを引き出す。

さらに、コンセプトスタディM3セダンには、強化サスペンション&ブレーキ、軽量エグゾースト、トランクスポイラーなどを採用。フロントグリルはブラックアウトされ、精悍さを増している。

コンセプトスタディM3セダンの市販に関して、BMWからのアナウンスはない。しかしBMWは6月23-26日、ドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の関連イベント、「Mフェスティバル」で同車を一般公開。その反応を見て、市販化の最終決定が下される見込みだ。

《森脇稔》

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