日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会、日本自動車輸入組合がまとめた2010年度(2010年4月~2011年3月)の新車販売台数は、前年度比5.7%減の460万1136台と、2年ぶりに前年を割り込んだ。
エコカー補助金制度の終了で9月以降、乗用車の販売が低迷したため。
ブランド別では、シェアトップのトヨタが同8.2%減の137万4302台となり、140万台を割り込んだ。シェア2位はホンダで同8.1%減の60万8504台、3位は日産で同4.7%減の60万0254台と2位のホンダとは約8000台の僅差だった。
4位はスズキで同5.1%減の58万4258台だった。5位がダイハツで同5.0%減の57万3385台だった。
6位がマツダで同6.8%減の20万5728台、7位がスバルで同7.0%減の16万3480台、8位が三菱自動車で同4.2%減の16万3480台だった。
9位がフォルクスワーゲンで同12.1%増の4万5591台、10位がいすゞで同14.1%増の4万3535台と前年を上回った。11位がBMWで同9.9%増の3万2604台、12位がレクサスで同12.9%減の3万1748台、13位がメルセデス・ベンツで同2.3%増の3万0077台だった。高級車ブランド対決はBMWが制した。
14位が日野自動車で同15.8%増の3万0006台、15位が三菱ふそうで同17.3%増の2万5188台だった。
UDトラックスも同17.1%増の8331台となり、トラック4社が前年を上回る一方で、国産乗用車が全ブランドがマイナスになるなど、明暗が分かれた。