エクソンモービル・ジャパングループは4月7日、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県内の自治体に合計100万リットルの燃料を無償で提供すると発表した。
エクソンモービル・ジャパングループは、3県の自治体に対してガソリン、軽油、灯油の燃料券を提供する。自治体は、避難施設の暖房、在宅高齢者への介護サービス維持、建設車両の燃料補給、被災住民の支援など、地域の実情から優先順位を決めて配布してもらう。
燃料券は、3県にあるエッソ、モービル、ゼネラルのサービスステーション(SS)で4月11日から10リットル単位の復興支援燃料券とガソリン、灯油、軽油の引き換えを開始する。
エクソンモービル・ジャパングループのフィリープ・デューコム代表は「エッソ、モービル、ゼネラルの特約店・代理店との協力のもと、東北地方への製品供給体制再建に努力してきたが、さらにもう一歩踏み込んだ貢献をしたいと考え、燃料を贈らせていただくことにしした」としている。