自動車ラリーでも使える G-SHOCK 発売…方位と温度を計測

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ラリーでの過酷な仕様を想定したG-SHOCK「GW9300」
ラリーでの過酷な仕様を想定したG-SHOCK「GW9300」 全 1 枚 拡大写真

カシオ計算機は、耐衝撃性能ウオッチ『G-SHOCK』シリーズに防塵・防泥構造を備えたマッドマンの新製品として磁気センサーと温度センサーを内蔵し、方位と温度を計測できる『GW-9300』を6月30日から発売する。

新製品は砂漠やジャングルといった過酷な環境での使用を想定、ボタン部を樹脂のパーツで覆うなど、埃や泥が時計内部に入りにくい防塵・防泥構造を備えた。特に、数日間にわたって砂漠の中を駆け抜ける自動車ラリーで要求される信頼性や機能性を追求した。

時計がどのモードになっていても3時側の大型ボタンをワンプッシュするだけで、方位を計測でき、砂漠のように目標物が少ない状況で、自分の向いている方角を即座に確認できる。また、10時側に配置したサークル状の液晶窓には、東西南北を示すグラフィックを表示する。

ラリー中にビバークする際、昼夜の寒暖の差が激しい砂漠での環境変化を温度計測により知ることができるほか、9時側の小窓に月の満ち欠けをグラフィック表示するため、その日の月明かりを把握した上で夜間行動することも可能。

自動車ラリー競技で求められるタイム計測用に1000時間まで計れる100分の1秒ストップウオッチを搭載する。長時間にわたる経過タイムを計測しながら、方位と温度の計測も同時にできる。

太陽光で駆動するタフソーラーと、世界6局の標準電波に対応したマルチバンド6を備える。バンドには、樹脂の中に炭素繊維を織り込んで封入し、耐久性を高めたカーボンファイバーインサートバンドを採用した。

価格は3万5000円。

《レスポンス編集部》

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