【新聞ウォッチ】止まらない余震、宮城で震度6強

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2011年4月8日付

●宮城で震度6強、3・11後、最大余震、東北各地で停電(読売・1面)

●夏の節電、総力戦、工場は輪番休業得検討(読売・3面)

●トヨタ、EV向け技術強化、マイクロソフトと提携、車とIT共同開発加速(読売・8面)

●車・住宅購入に税減免、震災特例法案まとまる(朝日・5面)

●部品不足の影響小さく、生産再開まずはトラック(産経・8面)

●都知事選状勢石原氏優勢続く、東国原、渡辺両氏追う(東京・1面)

●電気自動車用リチウムイオン電池、GSユアサ、プジョー向け、生産コストを低減(日経・13面)

●トヨタ・ホンダ仙台港向け車輸送再開(日経・13面)

ひとくちコメント

「また来たか」と思った人も多かったことだろう。昨夜午後11時32分頃、東日本大震災の余震ともみられる地震が宮城県沖を中心にあった。震源の宮城県北部・中部で震度6強を観測したそうだ。

気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは7.4、震源の深さは約40kmと推定される。東日本大震災の余震で震度6強を観測したのは初めてという。

きょうの各紙も1面トップで「宮城で震度6強、3・11後、最大余震、東北各地で停電」(読売)などと、大きく報じている。地震の発生ですぐに気になるのは原発だが、東京電力によると、地震発生時、福島第一原子力発電所では外部電源に異常はなく、原子炉への注水や窒素注入作業は継続しているという。震源地に近い東北電力の女川原発では外部電源3系統のうち2系統が止まるなど、電源の一部に支障があったようだ。

「3・11」の時もそうだったが、交通網など具体的な被害が明らかになるのはこれからである。再び注意深く見守るしかない。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  2. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  3. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 歴代タイプRがホットウィールで復活!9月発売の「プレミアムコレクターセット」が熱い、マテル80周年記念セットも登場だPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る