【日産 リーフ 試乗】使いこなしていく楽しさ…まるも亜希子

試乗記 国産車
リーフ
リーフ 全 12 枚 拡大写真

ドイツの高速道路やパリの街路、極寒のアラスカなどでの走行テストに加えて、落雷実験や大雨での防水実験もクリアしたという『リーフ』。初めて一般道で乗って感じたのは、まず操作性から乗り味までとてもシッカリしている、ということだった。EVとしてどうかというよりも、ひとつのクルマとして見て、「いいクルマだな」と思えた。

【画像全12枚】

高速までの市街地では、とくにブレーキのナチュラルさに好感を持った。スーッと滑るような感覚ながら、こちらの意図通りにしっかり止まる。回生ブレーキだけれども、違和感はまったくない。

そして高速にのると、今度はその加速フィールがとてもいい。EV特有の鋭さは感じさせつつ、荒々しいところはなくとても上品。モーターからのキーンという音も小さめだった。ただ、ステアリングは軽く、カーブや高速域での直進では、もう少し剛性感が欲しかった。

横須賀PAにある急速充電器で、リーフへの充電を試してみると、初期の急速充電器はノズルとコードが重たくて難儀した記憶があるのに、かなり軽くなっていて片手でもスムーズに充電口に差し込むことができた。また、リーフの充電口がフロントグリルの位置にあり、あまり高く持ち上げなくて済んだことも良かった。

ただ、リチウムイオン電池はカラに近い状態だとスイスイと充電が進むのだけど、今回はまだ容量が8割以上残った状態からの充電だったため、満充電までの所用時間は58分との表示。実際に日常で乗る時には、充電のタイミングを計算しながらドライブするのが賢明だと実感した。

とはいえ、携帯電話で充電開始の遠隔操作をしたり、ナビで充電スポットの検索をするのはとても簡単にできたので、こうしたものを含めて「EVを使いこなしていく楽しさ」という新しい価値観が生まれたことは間違いないと感じた。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

まるも亜希子|カーライフ・ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌編集者を経て、カーライフ・ジャーナリストとして独立。現在は雑誌・ウェブサイト・ラジオ・トークショーなどに出演・寄稿する他、セーフティ&エコドライブのインストラクターも務める。04年・05年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本カー・オブ・ザ・イヤー(2010-2011等)選考委員、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。

《まるも亜希子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  2. フィアット『トポリーノ』、「スポーツ スペシャルエディション」欧州発表…1958年の伝説的モデルに着想
  3. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  4. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
  5. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る