横浜ゴム、撥水性を高めたプラスチック用フッ素ハードコート材を開発

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水接触角試験。左はVH322F、右はVH340を塗布。VH322Fの塗膜は水接触角が70度、VH340の塗膜では水接触角が111度となった
水接触角試験。左はVH322F、右はVH340を塗布。VH322Fの塗膜は水接触角が70度、VH340の塗膜では水接触角が111度となった 全 1 枚 拡大写真

横浜ゴムは、紫外線硬化型のプラスチック用フッ素系ハードコート材『Y-coat VH340』を開発した。

新製品は、撥水性に優れることが最大の特長。独自に設計した強靭なアクリル樹脂に撥水性を高める特殊フッ素化合物を結合させることで、水接触角(撥水性能の基準)110度以上の高レベルを実現した。

さらに、光透過性にも優れ、携帯電話や携帯情報端末(PDA)などのほか、樹脂成型品に広く採用されているポリカーボネートやアクリル樹脂の保護にも適している。また、PETフィルムへの塗装用グレードも設定するなど、幅広い分野に応用できる。

《レスポンス編集部》

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