IBM、渋滞回避ソリューション開発へ

自動車 テクノロジー ITS
渋滞回避策はモータリゼーションが進む世界各地で必要となる(写真はバンコクの渋滞)
渋滞回避策はモータリゼーションが進む世界各地で必要となる(写真はバンコクの渋滞) 全 1 枚 拡大写真

米国のIBMは、カリフォルニア州交通局などと共同で、通勤者の交通渋滞回避を支援し、交通関連機関が交通流を把握、予測、管理できる「高度道路交通ソリューション」の開発を行うと発表した。

カリフォルニア大学バークレー校の研究機関であるカリフォルニア・センター・フォー・イノベーティブ・トランスポテーション(CCIT)も共同開発に加わる。

IBMのリサーチ部門は、交通渋滞を回避する推奨ルートにアクセスすることが可能な新たな予測モデリング・ツールを開発した。

IBM、同交通局、CCITのモバイル・ミレニアム・チームは、交通パターンの予測情報を車に乗る前に提供する技術の構築を目的に、共同開発に取り組む。

交通関連機関や都市計画担当者が交通予測分析ツールを活用すれば、交通システムの設計、管理、最適化にも役立つとしている。

共同開発する「スマーター・トラベラー・リサーチ」と呼ばれるシステムでは、まずサンフランシスコ・ベイエリア全域の道路、料金所、橋、交差点に設置されているセンサーから交通データを集め、分析する。

システム利用者のGPS機能付き携帯電話の位置情報を交通データと結び付け、外出する日や好んで使うルートを把握する。これにより自動車ユーザーが出発する前に、日常的に利用するルートの交通情報を電子メールまたは携帯メールで自動的に送信する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る