トヨタ紡織は、4月19~28日に開催される「上海国際モーターショー2011」に出展すると発表した。
同社が上海モーターショーに出展するのは今回が初めて。世界最大の自動車市場である中国で、同社が生産・販売している自動車用内装品、自動車用部品をフルラインアップで展示するとともに、ケナフを利用したバイオ技術製品について、わかりやすく紹介する。
今回のショーでは、トヨタ紡織が中国で生産している6車種のシートを展示する。これらは実際に座ってシートの乗り心地を体感できる。また、レクサス『LS』に搭載している最高級リヤシートも展示する。
さらに、トヨタの『クラウン』をベースにした車両模型では、車室空間を構成するシートから天井、ドアトリムに加え、フィルター・パワートレイン機器部品など、トヨタ紡織が手がける多彩な製品ラインアップを紹介する。タッチパネルによる詳しい製品紹介のコーナーも併設する。
このほか、アクセル、ブレーキ、ハンドルを備えたドライビングシミュレーターを設置し、レクサスのドライバーシートに座ってドライビングポジションのフィット感を体感できるコーナーも設ける。