【高速道路新料金】東北方面、一時無料化の可能性

自動車 社会 政治
玄葉光一郎政調会長(国家戦略担当相/12日・内閣府)
玄葉光一郎政調会長(国家戦略担当相/12日・内閣府) 全 1 枚 拡大写真

補正予算の与野党調整が続く中で、東北方面高速道路の無料化が検討されている。

その実施時期について民主党・玄葉浩一郎政調会長(国家戦略担当相)は、「今必要なことは(東日本大震災からの)応急措置と復旧措置。高速道路の無料化が威力を発揮するのは復興段階なのではないか」と語った。

公明党が示す無料化の期間は1年間。無料化を復旧、復興に役立てようとする。被災地の物流や被災者の移動を円滑に行いつつ、観光など地元産業復興になるという。

しかし玄葉政調会長は、「東北地方の無料化の案は、ひとつの考え方だと個人的には受け止めている。財源よりも(被災地にとって)今必要なことは何なのか、ということだと思う」と、12日の会見で述べた。

さらに、「物見遊山で被災地へ行く利用者で渋滞する」可能性など、無料化の弊害が復旧に影響を及ぼすことを懸念する。

なお財源は「1500億円を必要」としている。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  3. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  4. 「王者の実力を証明する」新型ホンダ CR-V、本命のハイブリッドを26年2月発売へ、「RS」グレードのみに一本化
  5. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る