ソフトバンクモバイルのエリアカバーが震災前の状態へ回復

自動車 テクノロジー ネット
携帯電話基地局の大ゾーン化による対策(アンテナ部分を調整) 携帯電話基地局の大ゾーン化による対策(アンテナ部分を調整)
携帯電話基地局の大ゾーン化による対策(アンテナ部分を調整) 携帯電話基地局の大ゾーン化による対策(アンテナ部分を調整) 全 6 枚 拡大写真

 ソフトバンクモバイルは14日、東日本大震災の被災地における、携帯電話サービスの復旧状況と今後の見通しを発表した。携帯電話サービスについては、エリアカバーが震災前とほぼ同等の状態に回復したという。

 またソフトバンクBBとソフトバンクテレコムによる固定電話サービスやインターネットサービス等は、約95%以上回復したとしている(福島原発周辺や地震・津波被害により立ち入りが制限される地域を除く)。

 移動体通信サービスの復旧にあたっては、延べ789名の技術チームのメンバーが被災地へ入った。伝送路の切断や、電源確保が困難であることから、避難所を中心に、発電機と衛星回線を利用した復旧活動が行われたという。衛星回線により復旧した基地局は244局。移動基地局車は10台出動し、現在7台が稼働中、移動電源車は15台出動し、現在は4台が稼働している。一方避難所では、衛星回線とフェムトセル等を組み合わせた臨時基地局を129ヵ所に開設した。さらにユーザーのサポート要員として、ボランティア社員440名が派遣されたという。

 同社では、14日までの復旧対策を「緊急対応」と位置付ける一方で、安定した「復旧対応」として、5月末を目処に停波している基地局の復旧や、避難所の通信環境を整備していく。また今回の震災により、中断していた東北地方での基地局増強の建設工事を、6月以降に順次再開していく。

【地震】ソフトバンクモバイル、携帯電話サービスが震災前の状態へ回復

《編集部@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る