日本精工、冷間成形ハブユニットを量産化

自動車 ビジネス 企業動向
日本精工 冷間成形ハブユニット軸受の特徴と開発課題
日本精工 冷間成形ハブユニット軸受の特徴と開発課題 全 2 枚 拡大写真

日本精工は、軸受製造時の環境負荷低減に貢献する冷間成形ハブユニット軸受を世界で初めて量産化した。

【画像全2枚】

自動車の低燃費対応が急務となっており、軸受メーカーにとっても軸受製造時の環境負荷低減が大きな課題となっている。

同社はハブユニット軸受のハブシャフトの工作を、従来の熱間鍛造から冷間成形にすることに成功し、世界で初めて市場投入した。

ハブシャフトを冷間成形する場合、加工荷重が増大する課題があった。同社は新たに「側方押出し工法」を開発することで、加工荷重を低減した。

また、冷間成形化により、軸受製造時の電気エネルギーと鋼材使用量を削減、軸受を従来比で5%軽量化できる。

ハブシャフト鍛造時の材料加熱エネルギーを約70%低減したほか、ハブシャフト製造時の鋼材使用量も20~30%低減できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  3. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  4. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  5. ホンダ『WR-V』に「ADVエディション」、新グリルにオレンジアクセントが映える…インド発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る