日産自動車の高級車ブランド、インフィニティ。同ブランドが20日に開幕するニューヨークモーターショーに、正体不明の新型車を出品する。
これは日産の米国法人、北米日産が15日に明らかにしたもの。車名も含めて、この新型車に関する詳細は不明で、北米日産は「インフィニティのラインナップに加わる新しい高級車で、発売は来年春」と説明しているだけだ。
現行インフィニティのラインナップは、セダン系が『G』(日本名:日産『スカイライン』)と『M』(日本名:日産『フーガ』)、SUV系が『EX』(日本名:日産『スカイラインクロスオーバー』)、『FX』、『QX』。
また、インフィニティは今年3月のジュネーブモーターショーに、ブランド初の小型車コンセプト、『エセレア』を出品。ジュネーブからわずか1か月後のニューヨークに、その市販版が登場するとは考えにくい。
ここ数年、インフィニティはニューヨークモーターショーを重視してきた。2007年は『G37クーペ』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)とEXのコンセプトカー、2010年は新型QXをワールドプレミア。果たして、今年のニューヨークで初公開されるモデルは、何だろうか。