東芝、原発事故収束に向け中長期マネジメントプランを策定

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東芝は、福島第一原子力発電所の事故を支援するため短期的対応、燃料取り出し、瓦礫除去、放射性廃棄物処理、環境モニタリングなどの中長期的なマネジメントプランに米国大手電力会社エクセロンの知見を加えた総合マネジメントプランを東京電力に提出した。

プランは東京電力の要請に対応してウェスチングハウス、ABWR供給のパートナーであるショー・グループ、大手原子力関連機器メーカーであるバブコック&ウィルコックス社(B&W)の協力を得てまとめたもの。

今後もフランスのアレバや米国のクリオンから水処理装置の提供を受けたうえで、東芝が放射能を帯びた滞留水の処理システムの計画を取りまとめる。

東芝は、地震発生直後に本社と原子力のエンジニアリング拠点である磯子エンジニアリングセンターに専門の対策チームを設け、24時間体制で情報の収集分析や対策の立案を進めている。また、政府、東京電力からの要請を受け、原子力技術者を東京電力本店、福島第一、第二原子力発電所に派遣し、技術的な支援・検討を行っている。また、東北電力女川原子力発電所にも人員を派遣し、協力している。

現在は、ウェスチングハウス、ショー・グループ、B&W、エクセロンの協力もあり、技術者を中心に約1400人の体制で対応している。現地で支援活動を行った人数は累計600人を超え、平均190人以上が毎日支援作業を行っている。

《レスポンス編集部》

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