サーブ、ロシア新興財閥に資産売却か

自動車 ビジネス 海外マーケット
サーブ 9-5
サーブ 9-5 全 1 枚 拡大写真

サーブの新オーナーとなったオランダのスパイカーカーズ。同社は運転資金調達を目的にサーブの資産売却を検討してきたが、その交渉相手がロシアの新興財閥であることが判明した。

これは15日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアによると、スパイカーカーズはロシアの新興財閥、ウラジミール・アントノフにサーブの本社ビルや工場などの不動産を売却すべく、交渉を進めているという。

同財閥は、ウラジミール・アントノフ氏が率いている。同氏はロシア金融大手のコンバースグループのオーナーも務める人物で、サーブに日本円で最大80億円を出資する用意があるとも伝えられる。

2011年3月末、部品メーカーへの代金支払いが滞ったため、パーツの供給を止められ、一時的に操業停止に追い込まれたサーブ。いったん資産を売却した後、再び借り受ける形にして、当面の運転資金を確保する計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  10. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
ランキングをもっと見る