日産自動車のカルロス・ゴーン社長は19日のプレスコンファレンスでスピーチし、「中国は、やがて日産にとって最も大きな市場になる」との見通しを語った。
今回のショーで日産は、ワールドプレミアとして次期『ティーダ』を発表し、中国市場に力点を置く姿勢を鮮明にした。ティーダは中国では5月後半に発売する予定だ。ゴーン社長は次期ティーダについて、世界130か国・地域で30万台以上の販売を目指すと表明。「本日がそのスタートになる」と述べた。
また、ゴーン社長は昨年に中国での販売が100万台を突破し、「日本メーカーでは最も高い成長を確保できた」と指摘し、日産にとって極めて重要な市場であるため「今後も着実な成長を持続させたい」と強調した。