【上海モーターショー11】ホンダ倉石取締役、中国生産は当面停止しない

自動車 ビジネス 企業動向
東風ホンダ・スピリアのラインオフ。2009年
東風ホンダ・スピリアのラインオフ。2009年 全 2 枚 拡大写真

ホンダの倉石誠司取締役(中国本部長)は19日、関東大震災の影響による中国での自動車生産について「基本的には5月末まで稼動停止することはない」との見通しを明らかにした。

上海モーターショー会場で伊東孝紳社長とともに記者団と懇談して語った。倉石氏は中国生産用の部品について「これまでは流動在庫もあって大きな影響は回避できている」と述べた。

ただ、今後は日本から供給されている部品が減少すれば、その分、影響を受けることになると説明した。現状では「7月くらいまでは(中国の)お客様に迷惑をかけることない」との予測も示した。

一方、伊東社長は今後の海外工場向けの部品調達について「これまで基幹部品は日本でということはあったが、今後は現地調達するという流れがより強くなる」と指摘した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る