オンラインバージョンアップしたCAR NAVITIME、機能強化のポイントは

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CAR NAVITIME WND-01K
CAR NAVITIME WND-01K 全 12 枚 拡大写真

ナビタイムジャパンのWND(ワイヤレス・ナビゲーション・デバイス)『CAR NAVITIME WND-01K』が3月にバージョンアップファイルのデータ提供を開始した。今回のバージョンアップはいわゆるオンラインバージョンアップで、本体の電源OFFのタイミングで自動的に実行される。

◆ルート案内機能を強化

今回のバージョンアップのポイントは、新規開通道路でのルート検索に対応したこと、目的地までの残距離がkmで表示されるようになったこと(従来は色のついた○が減っていくことで相対的に残距離を示していた)、大きくはこの2点だ。またこの今回のバージョンアップに先立つ2月より提供が始まった「TVスポット検索」についても紹介したい。

地図更新については、今回のアップデートで更新された道路ネットワークデータを利用した案内が可能になった。地図データのバージョンがそのままでも新たに挿しかわったネットワークデータが反映されている。

また残距離の表示は、明解にkm表示となった。目的地を設定した瞬間に変わった部分だと分かる。経由地を設定している場合は、残距離を表示している部分をタップすると経由地までの残距離に切り替わる。

◆TVスポット検索は前日放映されたスポットも検索できる

TVスポット検索はケータイ向けアプリやPCナビタイムでも提供しているもの。インクリメントPの『MapFanナビークル』では「テレビdeみ〜た」、ドコモの『地図アプリ』(ゼンリンデータコムの『いつもNAVI』)では「テレビ番組・ロケ地」といったメニューで検索できるが、カーナビゲーションとくにPNDでテレビ番組スポットに対応している機種は少ない。

CAR NAVITIMEのTVスポット検索では、エリア、ジャンル、放送日、番組等の条件で絞って検索することが可能。メニューの「おすすめ特集」から利用できる。

テレビスポット情報の更新は毎日おこなっており、前日に放映されたテレビ番組のスポットが検索できるのは通信ナビならではのメリットだろう。店によっては季節や期間限定のサービスなどもあり、こうした情報の鮮度が確保されていることは重要なポイントだ。

なお、CAR NAVITIMEは4月4日より全国のオートバックスでの販売がスタートした。これまでは通信販売かauショップの販路に限られてきたが、ゴールデンウイークの行楽シーズンを控え、カー用品店の店頭でも筐体の質感や他社製品との比較など、実物に触れて試す機会が得られるようになったことはありがたい。

《レスポンス編集部》

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